歯は溶けるものです。

虫歯の原因は『口の中の酸の濃度』と『歯の再石灰化の妨げ』によるものです。

人は食事をすると口腔内のばい菌の活動が活発になり、ばい菌が代謝産物として酸を作り、歯垢(プラーク)の内部の酸の濃度が上がります。


歯はカルシウムでできているので、この時、酸により私たちの歯も一時的に溶けています。しかし、人は溶けた歯をもとに戻す再石灰化という歯の修復が行われ ることでいつもの元気な歯を保っています。

常に口の中に食べ物が入っていると、口内の酸の濃度が高く歯を溶かし続けます。


また、食間に歯は再石灰化するので修復時間を作るためにも食べない時間を作りましょう。それには、保護者の管理が一番大事です。

口の中を清潔に保っていること により、口の中に休み時間ができます。歯の修復時間を作りましょう。

 

子供の虫歯は100% 親の責任です。虫歯になった子どもを「歯ブラシがヘタ」と叱るのは間違いです。

食後の酸による歯の溶解に抵抗する力と溶解しにくいように丈夫にする効果があります。


小さなお子様は1年に3度程度、フッ素で歯を守ってあげることにより虫歯のリスクが少なくなります。